周年生産実現のために ~ 「イチゴ栽培セミナー」を開催しました

2017年6月15日

南部園芸研究室(陸前高田市)では沿岸地域の復興に向け、食料生産地域再生のための先端技術展開事業(先端プロ)により、イチゴの四季成り性品種と一季成り性品種のそれぞれに応じた2つのタイプの周年生産技術を実証しています。また、高設栽培において育苗等の省力化が期待できる種子繁殖型品種“よつぼし”の栽培法を確立するための研究を行っています。

平成29年5月24日、当研究室において「イチゴ栽培セミナー」を開催しました。今回は「四季成り性品種、一季成り性品種、種子繁殖型品種“よつぼし”の可能性について」をメインテーマに、生産者25名を含む45名が参加しました。

周年生産では、四季成り性品種“なつあかり”を供試し、2年間同一株を継続して利用する栽培技術など、種子繁殖型品種“よつぼし”では、岩手県での栽培特性などについて報告しました。参加者から「周年生産を行う場合、様々な技術を導入して収量向上につなげて欲しい」、「“よつぼし”は苗作りが無いので省力化になり、葉が立つので作りやすい」といった意見が出され、各品種や技術などの可能性について興味を持ったようでした。

圃場見学の様子

圃場見学の様子

試食会の状況

試食会の状況

また、圃場見学や南部園芸研究室で栽培しているイチゴ6品種の試食会を行い、味と品質を確かめたことで、参加者は新技術の導入イメージを一層明確に持つことができたようです。